【注文住宅】どれくらいの広さのお家を建てたらいい?考え方のコツ

「注文住宅を建てたいけれど、どのくらいの広さが必要かわからない」
「どのくらいの広さが必要かどうやって考えればよいか知りたい」
そうお考えではないでしょうか。

注文住宅を建てる機会は何度もあるものではなく、どのくらいの広さが必要なのかわからない人も多いでしょう。そのような方も、考え方のポイントを把握できれば失敗しない間取りのポイントがわかります。

必要な部屋を足し算しよう

注文住宅の広さを考える場合は、必要な部屋と広さを書き出して整理し、足し算するとわかりやすいです。一般的に必要になるお部屋の平均的な広さをまとめました。

1階の必要部屋数と面積

まず1階部分は以下の通りです。

・LDK:18~22畳
・和室6畳:8畳(押し入れや床の間含む)
・洗面脱衣室、浴室:6畳
・トイレ:1畳
・玄関廊下:6畳
・階段(平家の場合は廊下):2畳

平家で階段が不要な場合でも部屋の行き来をする廊下が必要になる場合が多いため、平家でも2階建でもこのくらいは必要だと考えてよいでしょう。1階部分で43畳ほど必要です。

2階の必要部屋数と面積(平家の場合は1階部分にプラス)

次に2階部分は以下の通りです。

・階段:2畳
・寝室8畳:11畳(ウォークインクローゼット等収納を含む)
・子供部屋2畳:14畳(押し入れなど含む)
・廊下:2畳
・トイレ:1畳
・廊下:2畳

2階のトイレは必ずしも必要ではありません。しかし、家族がノロウィルスや胃腸風邪にかかってしまった場合を考えて、2階にもトイレがあると便利です。

合計すると、2階部分で30畳ほど必要になります。そのため、1階と2階を合わせて73畳、坪数で計算すると36.5坪ほどあるとよいでしょう。

上記の考え方をベースに「書斎が欲しい」「子供部屋は3部屋欲しい」「キッチンを広めに取りたい」「家事コーナーを設けたい」など、ご家族の要望に合わせて広さなどを調整すると失敗しにくいです。

より快適な生活を送るための設計ポイント

より快適な生活を送るための設計ポイント

「注文住宅の間取りで失敗したくない」
「失敗せず、快適に生活するポイントが知りたい」
そう考える人も多いでしょう。
注文住宅は間取りを自由にできる分、どのような配置が良いのか迷うケースも少なくありません。ここではプロホーム・大台が考える、より便利な生活を送るための設計ポイントを紹介します。

1階にウォークインクローゼット

1階にウォークインクローゼットが一つあると便利です。広さの目安は、2畳ほどで問題ありません。

子供の幼稚園や小学校の服や制服、仕事用のスーツや作業着などを収納できることで、1階で着替えや身支度が済ませられます。

また、洗濯物を干して乾かしてから1階に服をしまえるため、作業動線が短くなります。

脱衣室と洗面室をセパレートに

脱衣室と洗面室は、セパレートにすることをおすすめします。一般的には洗面と脱衣室をまとめるケースが多いですが、生活していて不便になるケースが少なからずあります。

娘がお風呂に入っているときに父親が洗面室に入るのを遠慮してしまうなど、洗面室と脱衣室がまとまっていると洗面室を利用するのが不便になってしまうケースがあります。

洗面室と脱衣室がまとまっている場合、洗濯物を干しにくく、干した場合に洗面台が使いづらいなど、不便になるケースが考えられます。脱衣室が独立していれば、脱衣室に無理なく洗濯物を干すことができ、洗面台も使いやすいというメリットがあります。

和室とリビングのソファとTVは三角形

プロホーム・大台では、「和室とリビングのソファとTVの位置関係は三角形」になるようにおすすめしています。

リビングにソファを置くと、その正面にTVがあるケースが多いでしょう。和室がソファとテレビの横に三角形の位置にあれば、和室からもTVが見れるようになります。

和室からTVが見れるようになると、子どもが風邪を引いた場合に、寝かせながらTVを見ることもできます。

和室で洗濯物をたたみながらTVを見られるようにもなり、和室を最大限活かしやすくなります。

土地の形状や他の部屋との兼ね合いで難しい場合もありますが、このような間取りを意識すると、快適な生活が送りやすいと考えます。

まとめ

この記事では住宅の部屋の大きさや間取りの考え方について解説しました。

必要な部屋と広さを書き出し、整理すれば自分の家に必要な坪数がわかり、間取りで失敗しにくくなります。

より快適な生活を送るためのポイントも紹介しましたので、この記事を参考に失敗しない注文住宅の間取り作りの参考にしてください。

 

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