「塗り壁がどんなものか詳しく知りたい」
「塗り壁の家のメリットやデメリットが知りたい」
そうお悩みではないでしょうか。

塗り壁は日本だけではなく、ヨーロッパなどでも使われている建材で、自然由来の原料からできています。

その健康面での効果や独特の風合いによって、近年人気が高まってきています。しかし、実際どのようなものなのか、ピンときていない人も多いでしょう。

この記事では塗り壁とは何か、そのメリットやデメリットについて解説します。この記事を読めば、塗り壁の魅力や注意点について分かるでしょう。

塗り壁のメリット

 

塗り壁は見た目に風合いがあり、お洒落な印象に仕上がりますが、自然素材で作られているのメリットはそれだけではありません。多くの住宅で使われているビニールクロスにはなかった効果があります。ここではを使う具体的なメリットについて見ていきましょう。

耐久性が高い

塗り壁のメリットはビニールクロスと比べて耐久性が高いことです。ビニールクロスの場合は10年ほどが寿命で、それ以上経過すると見た目に黒ずんでくる、または剥がれてくるなどします。

塗り壁の場合は適切に施工しメンテナンスを行えば、100年以上は持つ耐久性があります。年月を経るほど固くなる性質があり、古くなったからといって、黒ずむなど見た目が悪くなることはほとんどありません。

塗り壁は施工費用こそビニールクロスよりかかりますが、長期的な目で見ると、決して損とは言えません。

ホルムアルデヒドを分解する

塗り壁のメリットはホルムアルデヒドを分解する性質があることです。ホルムアルデヒドは住宅で使われる接着剤などの化学物質に含まれている成分。この成分によってめまいや吐き気、気分が悪くなる人もいます。

塗り壁は目には見えない細かい気孔がたくさんあり、これらのホルムアルデヒドを分解吸収してくれる効果があります。

新築の住宅の場合、接着剤などの匂いが気になる人もいるかもしれませんが、塗り壁の場合そのような匂いがほとんどありません。

温度や湿度を調整する

塗り壁のメリットは温度や湿度を調整してくれることです。塗り壁は外の湿度が高い場合は湿度湿気を吸収し、逆の場合は湿気を放出して、湿度が快適な状態になるよう調整してくれます。湿度が下がると体感温度も下がるため、住宅を快適な状態に維持することができます。

「エアコンをつけていないのに部屋の中が快適」という状態が作れるのが塗り壁の魅力です。

メンテナンスのし易さ

塗り壁のメリットはメンテナンスのし易い材料でもあります。生活の中でできた汚れや欠けたキズ、ひび割れは、自分自身でもできるくらいに簡単に補修することができます。

塗り壁のデメリット

塗り壁は自然素材で他にはないメリットがたくさんありますが、デメリットもあります。ここでは塗り壁のデメリットについて、詳しく見ていきましょう。

コストがかかる

塗り壁のデメリットはコストがかかることです。ビニールクロスを施工する場合より施工の手間と材料費がかかるため、どうしても施工自体のコストがかかってしまいます。ビニールクロスの場合と比べて一般的には3〜5倍のコストがかかります。

しかし、塗り壁とビニールクロスを比較すると、耐久性は塗り壁の方が高いことが特徴です。そのため、長期的なコストパフォーマンスで言えば、の方が優秀だと言えるでしょう。また、弊社プロホームは提携のヨーロッパの製造メーカーから材料を直接輸入しているため、比較的コストがかからず施工することができます。

職人の技術の影響を受ける

塗り壁のデメリットは職人の技術の影響を受けることです。塗り壁は職人によって塗り方が変わることがあり、仕上がりの印象が担当した職人によって異なることもあります。そのため、塗り壁を塗ってもらう場合はその施工事例などを確認しておくのことがおすすめです。

施工期間が長い

塗り壁のデメリットはビニールクロスなどと比べると、施工期間が長いことです。塗り壁を塗る場合はその施工期間だけではなく、塗った後しばらく硬化するまでの養生期間を取ることが多いです。ビニールクロスと比べると施工にかかる時間も長いですが、それ以外にも工期がかかる要因があるため、注意しましょう。

ひび割れが起きることがある

塗り壁のデメリットはひび割れが起きる可能性があることです。塗り壁は水分が抜け、硬化する過程でヒビが入ることがあります。また壁の角の部分はヒビが入りやすく、どれだけ気をつけていても、いずれはヒビが入ってしまうものです。

ヒビが入ったからといって、塗り壁の性能が損なわれるものではありません。
メリットのところでも記したように、ひび割れ等の補修も簡単にできる材料ですので、特に気にする必要はないでしょう。

お客様の声

お客様の声

プロホーム・大台の新築注文住宅やリフォーム工事で漆喰塗り壁を採用されたお客様から、貴重なご感想をいただきました。

・夏は涼しく冬は暖かく、快適に過ごせています。
・部屋の匂いが気にならなくなりました。
・漆喰が削れてしまっても、自分達で簡単に補修できる点が気に入っています。
・築15年以上経ちますが、部屋の漆喰塗り壁が白くきれいなままの状態を保っていて、ビニールクロスより劣化しにくいと感じます。

まとめ

この記事では塗り壁とはどのようなものなのか、そのメリットやデメリットについて詳しく解説しました。

塗り壁は見た目に美しいだけではなく、耐久性の高さや住宅を快適にしてくれる効果があり、毎日の生活を快適に過ごせるでしょう。
プロホームでは、ヨーロッパからの直輸入する“エスタコウォール”という塗り壁を使用しています。

この記事を参考に塗り壁の導入を検討してみてはいかがでしょうか。