津市、松阪市、伊勢市を中心に三重県全域で新築と注文住宅、リフォームを手掛ける工務店プロホーム・大台のスタッフN.Mです。

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先日、高性能住宅の業界で有名な松尾設計室の松尾和也先生による

「エコハウス 性能・コスト最適化セミナー」の2回目の受講が完了しました。

 

セミナーでは「家中夏涼しく、冬暖かい住宅をできるだけ安いトータルコストで実現できる」家づくりのノウハウを学びました。

内容を簡潔にはなりますが、少し紹介させていただきます。

 

高性能住宅のメリットとして

・家中が夏涼しく冬暖かい空間が実現でき、快適に生活できる

・冷暖房費などの光熱費を節約できる

という点があります。

 

次に高性能住宅を実現するには、気密性（C値）・断熱性（UA値）・耐震性（耐震等級）と3つの指標が重要になります。

 

「気密性」とは家の壁や窓にある隙間がどれだけないかを示しています。

隙間は目に見えるほどの大きなものではありませんが、

冬の間、窓の近くにいるとスースー隙間風が入り寒く感じた経験はありませんか？

その隙間を減らすことで、隙間風による不快感が少なく冷暖房の削減が可能となります。

C値：1以下（0.5以下が望ましい）

 

「断熱性」を向上すると、夏場の熱や冬場の寒さが壁や窓を通じて室内に伝わる熱量が少なくなります。

壁や天井、床に断熱材を入れる、熱が伝わりづらい窓・ドアを使用することで断熱性を良くします。

UA値：HEAT20  G2　0.46以下

＊コストパフォーマンスを考慮するならば、HEAT20  G2.5　0.36以下

＊超高性能を目指すならば、HEAT20  G3　0.26以下

 

「耐震性」が良くなると、地震に強くなります。

耐震等級3を基準に設計しております。

 

しかし、いくら気密性・断熱性で良い数値が達成できても設計によって光熱費も大きく変わります。

そこで設計において重要なポイントして挙げていたのが「太陽に素直な設計」です。

 

夏季は太陽による熱が室内に入らないようにするための「日射遮蔽」、

冬季は太陽による熱を室内に取り込む「日射取得」がカギになります。

YouTubeのプロホームチャンネルにて画像付きでわかりやすく解説しておりますので、ぜひご視聴ください。

▼高気密高断熱！高性能住宅について詳しく解説

https://www.youtube.com/watch?v=sDU_2xxGSrI&t=279s

 

気密性・断熱性の数値に加えて自然をうまく利用することで、光熱費が少なくなり

近日問題となっている電気代の値上がりに対して大幅なコスト削減が実現できます。

 

以上の指標・ポイントを達成することで”高性能住宅”が完成します。

最終的には家に住まわれる方が健康的で快適な生活ができることに加え、

初期費用にプラスαでかかるランニングコストやメンテナンスまでの費用ができるだけ安いトータルコストで実現可能となります。

 

松尾設計室は兵庫県にある設計事務所ですが、

セミナー受講者は、北は東北、南は沖縄県と日本全国にある優良工務店の方々が参加しております。

ウェブまたは対面にて受講可能でしたが、私はウェブにて受講しました。

社長が対面にて受講、懇親会参加した写真がこちらになります。

対面だけでもこれだけ多くの受講者がみえました。

第1回目は2019年に社員全員でリアル受講を行いました。

 

受講者リストが先日掲載されましたので、興味のある方はぜひご覧ください。

▼初公開！！全国の技術指導終了済工務店リスト

[【YouTube】兵庫､大阪で高断熱高気密住宅専門の建築家集団 松尾設計室 より]

https://www.youtube.com/watch?v=BUWvfCsKnSc

▼松尾設計室「エコハウス 性能・コスト最適化セミナー」受講者リスト

https://mx-eng.jp/matsuo_ecohouse/list/#

 

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